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SWEET GREEN LAND Ⅱ

A purist for fly fishing in the South Island, New Zealand

Winter Wonderland

久しぶりの更新です。
6月初旬に2週間のホリデーで日本から戻った後、8月前半までの2か月間は全く釣りをしていませんでした。後半になってようやく肩慣らし的に始動して、軽く半日釣行でシーランを釣りに行ったりして、9月に入ってからはレイクに行き始めた。



8月のシーランを新作フライでキャッチ。


通常、イントルーダーは前後2つのタンデムステーションだが、これはシングルステーションのシンプルなバージョン。


現在、レイクの釣りはかなり好調だ。


エサを求めてシャローを徘徊するポストスポーンのブラウンを探すが、このポイントでは魚の姿がなかった。


いい風が当たるとシャローにフィーディングするブラウンが差してくる。
波で写真撮影は大変だけど、この方が魚は釣れる。



この個体はレイクのブラウンなのにシーランのような色と形で、ファイトもよく跳んで、走ってシーランのようだった。よくジャンプするので、途中までレインボウかと思っていた。


かなり興奮した様子の怒り気味の表情ですね。




レインボウの方はスポーニングで川を遡上する時期なので、多くの魚がリバーマウスに集まっている。

釣り方とフライが合えば爆釣もありうる状況。



すべてのものが凍り付く厳しい冷え込みの朝。


NZの9月は春の初めの月という位置づけの月で日本で言えば3月。


湖岸の木は芽吹いて春の訪れは近いが、今年はまだまだ寒い。


雪山の水源から流れてくる川の水は恐ろしく冷たい。


誰もいないレイク。


 

フィーディングでシャローに出てきた魚ではなく、この流れ出しのリバーチャンネルの中に入っている魚を狙っているので、食っても「ゴンッ」とかそういうアタリはほとんど出ない。ラインもインターミディエイトで魚のいるレベルまで下げて釣っているので、魚はバイトするのに上昇する必要がなく、近づいてきて咥えるだけで反転しないんですね。低水温でまだ動きも鈍いんでしょう。スイングさせているラインが止まったり、ジワッと重さが加わるだけの、「あれっ」って感じのバイトがほとんど。

それをバイトだと察知して、素早くラインをドローして初期掛かりを起こして、そこから全速力でさらにドローしてからロッドを立ててガツンと掛けていくアワセが必要です。

ロッドで合わせてしまうとほとんど掛からない。フィーデングの食いが深い魚ならついついロッドを立ててしまっても掛かることもありますが、この釣りはそれではダメ。

フライはシングルハンド6wtでウエットフライを流すか、遠目を狙う場合はスイッチロッドでストリーマー、ウエットのリトリーブ&スイング。

9月初めの釣行では乗せられないバイトやバラシが多かったが、今のこの状況に対応したアワセのコツを掴んでからはキャッチ率も上がり、最近の釣行では単日で14本キャッチ、他にもアワセ切れ1回、バラシ2回、フッキングしなかったバイト多数と爆釣した。



爆釣の1日はこの5.5lb、63㎝のジャックから始まった。
ファーストフィッシュにしていきなりこの日の最大魚。


シングルハンドで#10シルバーマーチブラウンのスイング&スローリトリーブにきた。

6月の中禅寺湖釣行の際にウエットフライに一日の
大半の時間を費やして、レイクのウエットフライにちょっと開眼した感があった。今までNZのレイクではほとんどやっていなかった釣りで、自分の新たな引出しとしてNZでも試してみたかった。結論から言えば、かなり有効です。




今まで数多くの大型トラウトをランディングしてきたので、今では少々デカいのがきてもそんなに慌てることはないが、このクラスをシングルハンドで掛けるとかなりスリリングなファイトになる。




スポーニングのこの時期はミルキーエッグも非常に有効なパターン。
ウエットフライと同じ感覚で流して使っている。





風や時間帯によって1時間くらいバイトが止まってしまうこともあったが、これくらいの50㎝クラスを中心に午前10時釣り開始から午後6時少し前までずっと釣れ続いた。


愛用のSCOTTの6wtのスイッチロッドですが、Grain Windowの面では軽めなので、SAGEあたりで言えば6wtというより5wtですね。


このロッドは60㎝クラスのトラウトとファイトするのが合っている気がします。なんというか、ロッドパワーと魚のパワーがちょうど対等というか、スリリングなファイトが楽しめる。50㎝クラスの魚だとまだロッドパワーに余力があってちょっと優位な感じ。50㎝クラスはシングルの6wtで釣る方が楽しい。


そういう意味ではこの日の14本目、ラストフィッシュとなったこの5lb超えとのファイトはよかった。61㎝ありましたが、これくらいのパワーのある魚がこのロッドでやりあうにはちょうどいい。


このラストフィッシュの後にも乗らないバイトがあり、まだまだやれば釣れそうだったが、帰りの2時間半の運転もあるし、きりがないのでこの魚を最後に終わりを付けることにした。



釣っても釣ってもオールレインボウという完全レインボウ祭りな日でしたが、他のアングラーは誰も来ないのでやりたい放題。ちょっと贅沢過ぎるくらいの一日だった。

来月の2017-2018シーズン解禁まであと2週間となりましたが、もうしばらくこのレイクの釣りを楽しもうかと思います。

さて、次回はどんな釣行となるのか?


それではまた!

Tight Lines!!
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