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SWEET GREEN LAND Ⅱ

A purist for fly fishing in the South Island, New Zealand

Easter Weekend

今年もイースターのウィークエンドがやってきた。去年は3月末になったが、今年は遅めで4月の中旬になった。このイースターがいつになるのかという取り決めは3月21日ー4月25日の間で、最初の満月の後の最初の日曜日ということになっているようだ。

うちのサロンもこのウィークエンドの土曜日は休みにして、Good Fridayの金曜日からEaster Mondayの月曜日まで4連休。

毎年NZの釣りには最もいい時期なのだが今年はどうか?

ただ連休始めの金曜日は全国的に大荒れの天気。特に北島の方は酷い天気で災害となっている地域もある模様。南の方が天気はましなようなので、いつものSouthland,Mossburnに滞在して3日間の釣行。月曜日は片付け&お疲れや休みというプランを組んだ。

金曜の午前中はDunedinで天気の動向をうかがっていたが、昼過ぎに大雨のDunedinを出発した。

南に下るにつれて雨も小降りになって、Goreの手前では道路も乾いていてそれほど雨が降った形跡はなかった。

これなら何とかなりそうだ。

出発が遅くなったので、日は3時間くらいしか釣りをする時間がない。

今シーズン、年末年始のホリデーからよく釣り込んでいるDidymoの川に入る。

この川もしばらく水が少なすぎて良くなかっただろう。未だにローフローながら、最近の雨で水位が幾分回復した。

とりあえず釣ってみます。

いつも魚が着いている最初のスポットは不発だったが、2箇所目のスポットでは思惑どおりレインボウがドライに襲い掛かってきた。


 
この川ではいつも出ればほとんどがオーバー50cmのグッドサイズ。
これもデカそうだ!



NZに来てから5年目のシーズン終了間近。最近ではさすがに小さいトラウトストリームの釣りは少し飽きてしまって、こういう大きな川でダイナミックな釣りをするほうが楽しい。




まずは見事な4lbクラスのジャック。フライは#10Stimulatorをテイク。



同じスポットでもう1発!



オオオッー、ブラウンと違って最後まで走り続けるレインボウ。グッドファイターです。



今度は極太のヘン。これも4lbを超えている。

同様のサイズながら、まったく違う頭の大きさと太さ。典型的なジャックとヘンですね。




この後もう2箇所ほどあるいいスポットでは不発でこの日の釣りを終了。

ん~、まだまだ水が少ないなあ。。

もう少し水量がないとまあまあキビシイ。



2日目の朝、昨日と同じ川のもう少し上流の区間に向かう。



さあ、どうか?とりあえずもう半日この川を釣ってみて、キビシイようならレイクの釣りも視野に入れつつ行ってみたいと思う。


初めに入ったスポットで朝からレインボウがドライに出たが、すぐにフックアウトしてしまった。

このエントリーポイントから入って、いつも釣れるのは3箇所しかない。初めのポイントはすでに叩いてしまったので、勝負はあと2箇所。



2箇所目はこの中州の向こう側の一段高い流れが落ちてきて、メインステムに合流するスポット。
落ち込みの下にいつもいいレインボウがいる。


少し下から打ち始めて、徐々に落ち込みへと迫っていく。そしていよいよ核心部にフライを投入すると、2-3投目で魚が背中を出してアタックしてきた!


やっぱり居た!!



4.5lb、58cmのレインボウ。北島の川でもしばしば釣れた、目がでかくて童顔でありながら、ヒレがやたらと発達してピンピンしているトビウオのようなレインボウ。この魚はファイトもフッキング直後からテイルウォークで対岸まで水面上を飛ぶように走っていった。



とても58cmもあるレインボウの顔には見えないけど。


このあとこのスポットでもう1発魚がドライに触ってきたが、テイクするまでには到らなかった。

ドライを#14に落としてみてももう出てこない。


さあ、最後のもう1スポットをやったら一旦この川から上がろう。

このころから北西の風が吹き始めて、だんだん釣りがしにくくなってきた。


ドライでまあまあしつこく狙ってみたが魚は出てこなかった。


居そうな雰囲気はあるんだけどな。。

やる気のあるレインボウは居ないのかもしれないが、なんとなくブラウンが潜んで居そうな気がして、同じドライにドロッパーのニンフをつけてもう一流ししてみようと思った。



すると読みが見事に的中! ホントに黒っぽいブラウンが食ってきた。

思いつきとはいえ、こういうのが大事なんです。感じること、気付くこと、そして思いついたことをすぐに実行に移してやってみること。テクニックだけではない、魚を釣る上で最も重要だともいえる部分。



こんないいのが潜んでました。5lb、60cmにわずかに届かないくらい。



今までこの川ではニンフでしかブラウンを釣っていない。レインボウよりドライに反応する時間帯が限られているのか?



今シーズン、この川での釣りはこれが最後になるだろう。ずいぶん楽しませてもらった。


午後は給油、食料調達も兼ねてTe Anauの街までドライブしてレイクの様子も見てみたが、ウインディサイドで波がザブザブだったので釣りをしなかった。



その後は川に戻って、今まで手を付けたことのない下流域の区間にトライしてみたがまったくダメだった。

まあ、レインボウ、ブラウン1本ずつだけどどちらもサイズが良かったし、釣れ方も良かったので今日はまあまあ満足。早めに終了にしよう。


3日目はGoreまで戻ってMatauraで釣りをすることにした。

実は金曜日の道中、Goreを通ったので川で止まって様子を見たのだが雨の後で水が少し濁っていた。

3月からずっと15(m3/sec)以下のローフローでドライフライの釣りには状況が良かったMatauraだが、久しぶりのまとまった雨で木曜日には32(m3/sec)くらいまで上昇。その翌日の金曜日に川を
見たからまだ濁りが残っていたわけだ。土曜日の釣りから戻ってリバーフローをチェックすると24(m3/sec)まで下がっていたので、大した増水ではないし、濁りさえ引けばいけるのではないか
と判断した。

川に着くと先週より若干水位は上がっているが、濁りはほとんど問題なし。

あとはライズさえ起これば釣れるはずだ。

午前10時頃から、多くはないがポツリポツリとライズが起こり始めた。

水位が上がったので、ウェーディングが深くなってちょっと釣り難くなった。
 

もう少し近めでライズしてくれないと届かないなあ。。



この区間はこんな広い流れなので、ブラインドで流したところで全く意味はない。完全にライズに的を絞った釣り。



苦戦しながらも、何とか射程距離で起こったライズを仕留めた。今回はMatauraで釣りをすると決めていなかったので、ロッドはスペアのMystic Reaper 9ftで。

いつもESNだから、やっぱりちょっとロッドが短いなあ。。



これくらいのアベレージサイズを2本キャッチした。



3時間ほど釣ってみて、ライズする魚の数も増えてこないのでこのポイントに見切りをつけ、最近一番釣り込んでいるポイントに移動することにした。




移動した先のお気に入りポイントでも、深くなったウェーディングにいつもより短いロッドで、ライズするフィーディングレーンはいつもと同じ対岸ギリギリ=届かないという状況に苦戦しながらも、比較的浅い流れで一時的に発生したライズを見逃さずに狙って、何とかフッシュオン。



Matauraでもこのポイントはいいサイズが出やすい気がしている。


写真を撮っていませんが、この他にアベレージサイズを2本。

そして夕暮れ時になって、手前の緩い流れで頭を出してゆっくりライズする魚を発見!

あれはいいヤツなんじゃないのか!?



勝負は1投で決まった。逆光の中で魚がヘッド&テイルでダンをテイクして沈んでいくのが見えた。

やっぱりデカかった!



ちょっと細身だけど、デカイ頭のいいジャックだ。



これがドライに出るからやっぱりMatauraはやめられない。


結局この日のMatauraでは合計6本、ティペット切れ2回、バラシ2回でそのうち1回は鱗がついてきたのでスレ掛かりだったんでしょう。


今年もEasterはまあまあいい釣りができました。魚のサイズも良かったし、内容的にも納得できるゲームでした。次の週末は火曜日がAnzac Dayの祭日でまた3連休。そして30日の日曜日がシーズン最終日となります。

ダブルハンダーの釣りとMatauraでライズの釣り。NZでやる釣りでは最も大きいフライを使う釣りと最も小さいフライを使う釣り。この両極端の釣りが楽しい今日この頃です。


それでは、また次回!


Tight Lines!!
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