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SWEET GREEN LAND Ⅱ

A purist for fly fishing in the South Island, New Zealand

New year, my fishing life goes on.

いろいろとありまして、ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。

今年の夏はホントに酷い天気でした。Dunedinを含め、南島の下の方ではほとんど夏がなかったに等しいですね。1月の天気の悪さはもう尋常でなく、月末には大雨で川の水位が異常に増水して、その後の2-3週間はほとんどのメジャーな川がすべて潰れて釣り不可能でした。

とりあえず今年になってからの様子をダイジェスト版で。


新年2017年を迎え、夏休みの後半は年末の遠征の最後に釣った川にまた戻りました。

 年末のようにブラウンは出ませんでしたが、レインボウは相変わらずコンディションのいいグッドサイズが。

 



出ればほとんどが52-58cmくらいの4-5lbクラス。


釣り方はドライ&ドロッパーニンフのブラインドどサイトフィッシングを状況によって。
やる気間満々のヤツはニンフよりもドライの#10スティミュレーターに襲い掛かってくる。


サイトフィッシングではニンフをけっこう選んでくるので、#12カディスラーバと#16フェザントテイルを使い分けて対応。


近くのOreti Riverより水量が多く流れも早いこの川で、55cmを超えるレインボウをシングルハンドでランディング持ち込むのは簡単ではなく、掛けてからの安定したファイティングのテクニックが求められます。リールのドラグと自分の足をフルに活用して魚を追いかける。




Didymoは残念だけど、荒涼としたこの川でビッグワイルドレインボウとやり合うのが好きで、気に入ってます。



1月末には、夏になってから渇水気味だった、11月にチェコニンフでいい釣りをしたレインボウの川の水位が雨で少し回復したタイミングで釣行。





相変わらず川の宝石のような美しいレインボウが5本ほど出ました。

50-54cmの3-4lbクラスと型揃いです。





12月に好調だったMatauraは、1月下旬の大雨で大増水。リバーフローが20(m3/sec)から750(m3/sec)くらいまで一気に上がりました。とんでもない増え方です。その後50(m3/sec)くらいの釣りが出来る水位に下がるまで3週間くらいかかりましたね。


水位が下がっも増水前とは状況が変わってしまい、ライズする魚は少なく、サイズも落ちました。
現在は状況が好転してきていますが、2月の後半はあまり良くなかったです。
この川に関しては、1日長い時間やるよりも、短時間で頻繁に釣行できるように近くに住みたいと思う今日この頃です。




そして2月20日の月曜日、イブニングだけやろうと昼過ぎから釣行したホームリバーからの帰り道。車をクラッシュしてしまい、愛車CR-Vを潰してしまいました。

廃車です。。。


わき見運転ですね。通いなれたルート上のとある右コーナーを通過した後、窓の外を見ていてステアリングを戻すのが遅れてしまった。100km/hくらいのスピードで、急に車が右に向かい過ぎているのに気付いいて、ハッとしてクイックに、シャープに左に切りすぎました。リアが滑ってドリフトして、右にカウンターを切ってグリップを取り戻すとすでに車が左を向いているので今度は左に向かって、さらに右に切って何とか立て直そうとしたんですが道路の左側にコースアウト。こっちの田舎の道によくある、道路のトラックとファームのフェンスの間が掘れている溝に車のリアが落ちてしまい、完全にひっくり返って、さらに1/4回転して運転席側が下、助手席側が上で止まりました。全部で3/4回転したわけですね。
通りがかった親切なKiwi女性が2人、助手席のドアをもち上げてホールドしていてくれて、自分で這い出すことができました。コースアウトしたときにはすでにかなり減速していたので、かすり傷ひとつなし。横方向に回転したものの、前後方向のインパクトはなかったのでむち打ちもなし。幸運にも本当に無傷でした。

その後ポリスに連絡して、事故車の事後処理など、すべてが片付くまでにはいろいろとストーリーの続きがありますが、長くなるのでそれはいいとしましょう。


トーイング会社によって街まで運ばれてきた愛車です。
2012年の9月、SydneyからAucklandに移り住んで、最初の週末にすぐに買って、それからちょうど10万キロ乗りました。このCR-VでAucklandからDunedinに引越しもしたし、本当にどこに行くにもこの車で、コイツのおかげで今までいろんなところに釣行することができました。
さすがにかなり古くなってきていて、今年あたり車を乗り換えようと思っていたのも事実ですが、こんな形であっけない幕切れになるとは思いもしませんでした。

大事に乗ってきたから、あんな事故でも最後まで自分を守ってくれたのかもしれませんね。

”Thank you.”

というより他ないです。

車がなくて2週間釣りにも行けませんでしたが、現在は新しい相棒を得て、またフィールドに復帰しました。




またしてもCR-Vなんですが、前車1996年の1stジェネレーションモデルから、2003年の2ndジェネレーションに。2.4L I-VTECホンダパワーです。

同じくらいの値段のスバル・フォレスターの2ndジェネレーションモデルとどっちにするか迷いましたが、車中泊する時にセミフラットになるCR-Vのシートアレンジが便利で使い慣れてもいるのと、床下のクリアランスの高さで再びCR-Vを選びました。




この新たな愛車で早くもいろいろなところに出没して、




先週末は、しばらく行けなかった今年お気に入りのSouthlandのレインボウの川にも行ってきました。




天気が悪くて寒かったですけど、相変わらずレインボウはデカくストロングで、釣りの方はまあまあエキサイティングでした。

 

ベストフィッシュはこの58cm、5lbのジャック。強烈に引きます。


とまあ、こんなわけで、最悪の酷い天気の夏~車の事故といろいろありましたが、何よりもこうして怪我もなく、また釣りに行けることに感謝しないといけませんね。


今年はブラウンのいいヤツはあんまり釣ってません。そもそもOtagoの川にほとんど行ってないですからね。Southlandばっかりです。ホームリバーも全くよくないので、今シーズンはホームリバーになっていません。

もう残り1ヶ月半となってしまった今シーズンですが、安全第一の釣行を心がけます。

皆さんも車の運転には十分に気をつけて。

それではまた次回!



Tight Lines!
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